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秋の収穫も終わり、朝晩はめっきり冷え込む時候となりました。
滋賀県立能登川高等学校同窓会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄にてご活躍のことと思います。
平素は、同窓会活動にご理解とご支援をいただき厚くお礼申し上げます。
昨年創立５０周年の記念行事が盛大に催行され、多くの会員のご協力とご支援をいただき、成功しましたことにつきまして、あらためて厚くお礼申し上げます。
この記念行事の先頭に立ち、成功に導かれた前会長と役員の皆様のあと、今年度から会長の重責を引き継ぐこととなりました。よろしくお願いいたします。
５０年という歴史と共に卒業生は約１２，０００名となり、先輩方や諸先生方のご尽力により「能高」の素晴らしい伝統が形成されてきたと思います。世代や生活環境などが違ってもひとつの共通点で繋がることを阪神淡路大震災の頃から「絆」という言葉で表現されてきました。
同窓会会員の皆様とは「能高の卒業生」という共通点で半世紀にわたる年齢差にもかかわらず繋がっています。この繋がりを「絆」と言えるよう、微力ながら力になりたいと思います。
社会人としての基本は変わらないものの、スマートフォンなどのＩＴ機器の発達により、必要とされる能力や感受性は大きく変化しています。「時代が違う。」ではなく、「時代は変わっている。」という変化を理解して、同窓会員同士の「絆」が創造できることを期待します。
さて、現在の能登川高校はというと、今年度から新たな５０年に向かって、今までの全日制の他に、定時制昼間部、定時制夜間部ができて、「総合単位制の普通科」の学校となり毎日１２限もの授業が行われています。
全日制は３クラスとなり、先生方のきめ細やかな指導により有意義な高校生活が過ごせていることと思います。私の在校時は全日制のみの６クラスでしたので、クラス数の減少は生徒数の減少でもあり、クラブ活動や体育祭、文化祭などの課外行事にたくさんの思い出が残せるか、ちょっと気になるところもございます。
また、築５０年を越えた校舎は、耐震対策により、校舎の半分が建て替えられることとなりました。工事のため、会員の皆様の記念樹や卒業記念碑を移動せざるを得ない状況となっています。ご理解をお願いします。詳細につきましては、このホームページに掲載されていますのでご覧いただきたいと思います。
皆様が卒業された能登川高校の環境や校舎が大きく変わります。その前に、一度母校に来られて、思い出を蘇らせてみてはどうでしょうか。
今後とも、能登川高校の発展と会員同士の「絆」をより一層深めるため、同窓会の活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様方の各界でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
平成２６年１０月吉日
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